日経新聞の発表によると「取得したいビジネス関連資格」ランキングで「中小企業診断士」が1位に選ばれました!
ビジネスマンとして実用的な資格としてかなり人気が上がったみたいですね。
しかし、なぜいま中小企業診断士の人気が急上昇しているのでしょうか?
本記事では中小企業診断士の人気が急上昇している理由をまとめました。
進化し続ける人工知能(AI)の影響が及ばない資格
以前紹介した記事の通り、中小企業診断士は野村総合研究所が発表した「代替可能性が低い100種の職業」に選ばれています。
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しかも、他の士業は1つも選ばれていません。
中小企業診断士は状況によって新しい提案を編み出していく職業なので、他の独占業務のみを行っていく士業よりも新しい環境に適応できるのでしょう。
おそらく回答した層には、この発表を知らない人もたくさんいたと思いますが、このような順位となったのは、世間の方々も薄々気づいているからでしょう。
必要なのは能力の掛け算
人口知能の進化により、会計や語学などの体系化されている分野は将来性がないと考えられているようです。
しかし、それらの能力は他の能力と掛け算することで生きます。
例えば、「SE」×「金融知識」。
SEの能力だけでなく、金融知識も持つことで、他の業界と比べ独特と言われる金融業界のシステムで重宝されます。
例えば、「中小企業診断士」×「英語」。
英語をつかこなせることで、コンサルティングできる相手が
「日本語が分かる人」⇒「日本語or英語が分かる人」に広がります。
これらのように、お客さんとなる人のパイを広げることで自身に対する需要を増やすことができます。
大事なポイント
大切なのは、どのような資格を持っているかというよりも、
お客さんにどのような価値を提供できるかです。
更に言うと、提供できる価値が他の人では提供できないものならばなお良しですね。
終わりに
中小企業診断士も取得するだけでは、意味がない資格かもしれません。
大事なのは取得して何がしたいか・何ができるようになりたいかです。
しかしもしそれが明確になっていなかったとしても、勉強をしている間に見つかるかもしれません。
それだけ中小企業診断士は範囲が広く、社会で必要な知識であふれています。
ちなみに、大手予備校のクレアールが今月のみ100名限定で「 クレアール非常識合格法 」という書籍を無料プレゼントしています。
科目ごとに短期合格のコツがまとめられているだけでなく、中小企業診断士を取り巻く環境や合格後の指針もまとめられている良書です。
Amazonや楽天では1650円で発売されている書籍なので、少しでも興味がある人はこの機会にゲットしておきましょう。
もしあなたが少しでも中小企業診断士に興味があるのなら、関連記事を少しの時間読んでみてくださいね。
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