中小企業診断士を取得して将来を豊かにしたい…
そうは考えるものの、現状の資金力で取得することができるのかという視点も大切ですよね。
今回は中小企業診断士になるための3つのルートそれぞれにかかる費用をはじき出し、比較していきたいと思います。
「独学(
スタディング
利用)」「資格の予備校に通学(TAC利用)」「通信講座+中小企業大学校」の3つのルートを検討していきます。
また、上記3つはいずれも一発合格することを前提とします。
独学・スタディング使用例
ポイント
テキスト代+受講料…6万円
受験料…3万円
実務補修受講料…15万円
診断士協会入会金…7万円
合計…31万円
これくらいの費用が予想されます。
今回の選択肢の中で1番費用がかからないプランでも31万円かかります。
努力だけでなくお金もかかる試験です全く。
資格の予備校に通学(TAC利用)使用例
ポイント
テキスト代+受講料…30万円
受験料…3万円
実務補修受講料…15万円
診断士協会入会金…7万円
合計…55万円
次に安いと思われる資格の予備校に通学(TAC利用)だと55万円ですね。
実際はこの金額+交通費が毎週かかるので、もっと高い金額になってしまうでしょう。
通信講座+中小企業大学校使用例
ポイント
テキスト代+受講料(通信講座)…6万円
中小企業大学校受講料…250万円
受験料…3万円
診断士協会入会金…7万円
合計…269万円
このプランはこれ以外に中小企業大学校の寮に入る費用も必要になります。
一カ月約6万円なので半年で36万円になります。
2次試験と口述試験と実務補修を受ける必要はなくなりますが、入寮費もいれると約300万円です。
ここまで費用をかけるのならば、取得後に回収できるかの検討が必要になってきますね。
しかし、もしあなたが金融機関に勤めているのならば費用も労力も通常の方法に比べてかからないので非常にオススメの方法です。
終わりに
どのルートを選んだとしても結構な費用がかかりますよね。
もし一回で合格できなかった場合、再受験することで受講費を割引してくれる場合もありますが、やはり1回で合格することが一番安くなる方法です。
もちろん中小企業診断士になるための道を選ぶ基準は金額だけではありません。
ルートを選択する際は、教材の金額とあなたに合う教材をしっかりと吟味することが重要になります。
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